介護と、占星術と
両立させたくて集中する
各12星座、
各12ハウス、
各10天体+他の星いろいろ、
それらのアスペクト。
最低限は覚えるべき初級レベルの西洋占星術。
食事介助、排泄介助、入浴介助が基本。
他に、歩行や着替などの介助あれこれ。
認知症の人独特の心理状態や言動も知っておく。
最低限の介護士に必須なこと。
「ぜんぜん違うこと同時にやってるけど、大変ちゃうの?」と友人に聞かれた。
たしかに全然ちゃうなぁ、2つの世界観。
ホロスコープを読むには、規則や知識が沢山あって蓄えるほど、比例して鑑定する時に役立つ。『せっせと知識を食べている』気分。介護現場では、目の前にいる利用者さん達に振り回されてる。ギャー、ワ~、ヒェェー、と(顔には出さんように努めているが、漏れてるが)内心、叫ぶこと多々ある。介護職の日々には『習った知識なんぞ役に立たんことだらけ』と、文字を大きくして書きたい。
介護士は勤務先によって必要な技量や、発揮する能力は違う。占星術の知識を読み覚えるのとちがい相手は人間、ライブ感覚というか。臨機応変さがないと自分も苦しい。
色々な基礎的事柄を学ぶけど、介護する相手は80年ほど生きている利用者さん複数。それぞれ生まれ育ち、性格バラバラ、施設暮らしの多くは認知症が重い。行動にも言葉にも予測不可能。何を言い出すのか、何をしでかす(とんでもない事をされる)のか、ベテランでも読むのは難しい。
突発的なことに動揺せず対処、これが出来る人は介護士として有利。
こんな夜中に牛肉かょ
真夜中に、目を覚ますや「お肉を買いに行かな」とか言い出す認知症の女性。
一体、なぜだ????
こういった場合、きっかけ等は誰にも分らない。
しかも、自分で「お肉を買う」ことに興奮して、表情ランランとし眼力が増す。
「お肉、肉や。用意せな」と、延々と肉肉お肉、お肉を買わなあかん~。
こんなん教科書には載ってない!!!
研修で習った声掛けに、肉対策なんて、ないで。
お肉かぁ…。これは牛肉のことかなぁ??
どう話しても、言い出したからには寝ない。その粘り強さたるや!!
異様なパワー。
認知症の人には珍しくない事。「肉肉肉~」興奮状態。
どうやって再びお布団に戻ってお休み頂くか???
80代90代でも、夜中に凄まじいパワー
アイテムが『肉』だけじゃない、団子でも、饅頭でも、何でも。
財布と言い出したら(窃盗とか絡むので)厄介だが、鞄や上着に、メガネ、入れ歯。
時計(それも、大昔に持っていた品とか)記憶の中の品などなど。
この『突然』が頻回に起きる。それも時間は関係ないが、夜中に多い。
夜中も、職員が最も忙しい時間帯も関係ないし。
言い始めたら『延々と続く』が、アッサリ引く人も(一部)いる。
ご本人の、元の性格しだいな面もある。
元が頑固で、粘り強い性質の人が認知症になり、夜中に行動が活発化したら、自宅での介護は困難になる。昼夜逆転が増えて、同居家族の負担が増して、だから、施設に入ってくるのですが、でもですょ、施設でも「どうしょう」「財布がない」等が、1人で働く夜中に始まった時の、…介護士の絶望。
すごく疲れる、精神的疲労がひどい。
大変さ、介護職に一票かな。
介護の仕事だけ、していたら精神的に煮詰まったと思う。
シフト制の勤務が、好都合
土日と祝日は必ず休みたい。
年末年始に働く?冗談じゃない。
多くの人が休みをとる時間に働くの惨め。
夜中に働くの無理。
こういった事は仕事先の労働条件、勤める先で個々の話し合い。
一緒に働くスタッフとの兼ね合い。これに尽きる。
夜勤専門のスタッフを採用している職場、夜は看護師のみ(介護士より遥かに給与が高い)で行う施設もある。どの様なシフトをしてるか?は、経営の母体(※社会福祉法人、医療法人、企業か、等)により微妙に異なる。
年末年始の勤務、手当増量されるし大人気で、争奪戦!!毎年あみだくじ!!
そんな職場もある。入らないと判らない面が多々ある。
ただし、シフト制を採用してる介護施設が圧倒的に多い。
決まった曜日の午前お休みが欲しい、これは難しい。夕方以降ならシフト組みやすいけど、午前中の固定かぁ。一緒に働くチームの仲間に相談して、シフト作成を担う人にも要相談。スタッフどうし関係良好なら「私、毎週火曜の午前に休み欲しい」と言えば、誰かが「ほな、私は木曜か金曜に休み貰いたいわ」と、話し合える余地がある。
残念だけど、人手不足過ぎて真っ黒ブラック化した職場で、お休み希望など叶わない。習いごとなど夢のまた夢。お稽古ごとしたい職員すら居ないかも。
日々、業務に疲労困憊し過ぎで他を考える余裕がない。疲れ切って意欲もなにも湧かなくなってる、こうなると赤信号。スタッフが最低限以下しか集まらない職場は、業務に人手の余裕ない。それが長期化した職場、毎日が、職員の余裕なさが利用者さんに察知される。職員が疲弊イコール利用者さん達のイライラ増え、職員への負担も増して…の悪循環。
そこに、気難しい性格のスタッフなど居たら、逃げたくなる。
まともな職場。こう言える範疇なら「毎週月曜日に休ませて」のハードル高くても、「毎月の、第2月曜に休みたい」なら叶う。何かを予定しても叶い易い。
私は、先生から「毎月一回の授業で」と言われた。それで周囲に根回し。自分の希望を叶えて貰う、他の職員が休みたい時は安心して休めるよう協力したい。頼まれたら勤務変更も可能な限り対応する。周囲も、そんな感じ。
毎月一回、平日の昼間(※夕方以降はレッスンしてない)、授業の時間を確保。
シフト制で働いてると、レッスン日がつくり易い。
一緒に働いてる人達に恵まれている。
予習はしない、おさらい中心で学ぶ
中級レベルの授業では随時、テキストを下さる。手製でまとめられた先生のオリジナルで、枚数に合わせ金額をお支払いする。これも初めに条件として話し合った。
頂くテキスト(A4数枚分)に目を通すが、敢えて予習はせず授業を受ける。2時間の授業中、ひたすら先生が話して下さる内容を書き取る。
録音は禁止。メモは自由に取ってよい。
ぐちゃぐちゃに書きなぐったメモ。下手な字で速記状ゆえ、後から判別できない文字がある。授業後は喫茶店へ入り清書タイム。それを何年も繰り返す。時間が経つとメモ量もテキストも、清書した内容も増えに増え、全て漏らさず覚えるの、至難の業!!
個人レッスンを受けたから「もう大丈夫」なんて思えない。
いつまでも習いたい事、習うべき事が湧き、興味が尽きない。
真剣に学ぶほど苦しい、苦しくて楽しい。
それがあるから介護の仕事も頑張れる。