自分のもつ矛盾がXLサイズ
単語にするのが難しい、敢えて書くなら『自分の内にある矛盾』という表現になる。
他に適した言葉を思いつかない。以下に書く『矛盾』って自分の内での、考えること/願ってる方向性と、どれだけ実際の行動が一致しているか?の落差について。
太陽星座だけゃない、月のほうが当たる?!
星座は何?と問われ「7月9日やし蟹座」「2月半ばやし、あれ?どっちや、魚座?水瓶座?」「11月末やし射手座」等と、答える人は多い。これら『7月初めはカニ座』『11月後半の星座、射手やね』は、誕生したその瞬間に、アナタのホロスコープ上で太陽がある位置(星座)のこと。
他の天体が位置する星座、観るべきポイントが位置する星座などなど、色々ある。
太陽だけじゃない!!
元々、星占いの世界観が好きだが、西洋占星術を本格的に学びはじめ「えぇぇ??こんな沢山の天体、観るん?」と、ゲンナリした。
覚えること山盛り過ぎて挫折しそう、覚えきれず混乱。
もう無理!と投げ出しそうな時、月星座に意識を向けるようにした。
近年、星占いは月星座が注目され、太陽星座と区別する表記『アナタの月星座は』等で発信されている。月も太陽も等しく重要だけど、混乱を避ける区別は必要。
そして、自分の気分や感じ方は「月星座の方が当たってる」と思える。
自分との付き合い方、これのヒントは月星座にある!!と感じてる。
太陽と月とが、同じ星座に位置した人もいる(太陽も月も牡牛座、とか)。
でも、少数で。多くの人は異なる星座にある。
矛盾にも、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ
例えば、月星座(射手座)、太陽星座(獅子座)な人。
射手座も、獅子座も『火』エレメント。外へ向けエネルギーを発したり、行動力がある星座で、月星座(火)太陽星座(火)が共に同じエレメントなら矛盾は少ない。
思い悩む事が発生したら、グジグジ悩むより「えぇい!」って外へ向けて発散。
「お休みに家でゴロゴロ?そんなんイヤ」と、行動して何とかしそうな組合せ。
決断力があり、解決する過程なども直観的。思い経ったら即!行動に移せる勢いのある、自分の内に抱える矛盾は小さくて済む組合せだと思う。
例えば、月星座(カニ座)で太陽星座(乙女座)って人。
月星座(水)と太陽星座(地)は、エレメント違い。4つのエレメントの組合せで言えば、水と地(火&風も)は、反発が小さい関係。
考え込む事柄が発生しても、じっくり自分と向き合あって折り合いをつけられそう。
悩みがあったら静かに向き合う、解決する過程など外へ発散するより自分をみつめて、答えを探り当てそうな。矛盾を抱えても乗り越えていけそうなコンビ。
とは言え、太陽と月の他にも個人を示す天体はある。
水星星座、金星星座、火星星座のもつ気質なども加わり、例えばの続き、
月(水)&太陽(地)に加えて、他に、火星星座が『風』や『火』エレメントの星座(獅子座とか)なら、外へ向けた活動的な面が強まる。
金星星座が『火』や『風』エレメント(例えば双子座)に位置してても、外向きな性質は持っているだろう。
ここでは水星を例にあげてないが、個人天体の4エレメントだけでも多種あり、他にも3区分、2区分、天体どうしの角度;アスペクト(※別記事にしますね)などなど、色々と重要になる。
本当にホロスコープを読むのは難しいです。
自分の内に、大きな矛盾を抱えつつ…
太陽星座と月星座の2つを、西洋占星術ではライツという。
読むべきこと山盛りなホロスコープ鑑定の中で、特別に「ライツ」と称されてる太陽&月の2星座に関しては、やはり深く読み込む必要がある。
例えば、星占いでの魚座がもつイメージは「おっとり」「優しい雰囲気」「たおやか」「弱々しい」「「女らしい」といったもの。
エレメント『水』で、
3区分(※別の記事で書きます)になると柔軟宮
2区分では女性宮
確かに、軟らかというか、弱く、優し気なイメージも持たれ易い。強いエネルギーを感じさせる星座とは言えない。獅子座・さそり座など言葉のもつイメージから強そう…
太陽星座が魚座(水)の人がいて。
月が、双子座(風)とか、乙女座(地)、かに座(水)あたりの星座だと。とてもソフトな印象の人になると思う。こんな組合せの女性がいたら「たおやか」「おっとり」「穏やかな」といった形容をされそう。
しかし、太陽星座が魚座で。月星座が牡羊座、獅子座あたりだと、なかなか主張が強い印象になるだろう。月が蠍座、山羊座、水瓶座など「むむっ、優し気な人だけど一筋縄ではいかん」なんて手強い印象になるかも。
太陽星座が魚座/月星座が牡羊座。これは私。
魚座の雰囲気は、おそらく第一印象には全く表れてない。「優しそう」「たおやか」なる形容詞をつけられる事は、ま、ないだろう。これは、アセンダントも影響しているけど、「魚座の雰囲気はまるで無し」って学生時代から不思議だった。
ホロスコープを読むと、太陽星座(水)でも、他の要素が火エレメントだらけ。
月星座(火)で太陽星座(水)の組合せって、けっこう矛盾を抱える。
4エレメントの関係性で、火/水、 地/風、の組合せは矛盾を抱えやすい。
矛盾を乗りこなし、自分の中で折り合いをつけ、内に抱える相反する気持ちに、上手く付き合えたら、その矛盾すら魅力にもなるだろう。けど、簡単じゃない。
自分の内なる『火』エレメントが強い性格と、公的にみせる太陽星座(魚座)の水エレメントの面を、自覚はしてる。ホロスコープを読むようになり「なるほど」納得できる部分は多い。けど、じゃ上手く自分と付き合えるか?と言えば、別問題。
自分の『取扱説明書』を手にして、模索する日々はつづく。