金星は何座にある?自分の楽しみ方は?
今、好きなこと、好きって言えるか
自分が今現在、欲しいもの、食べたいもの、行きたい場所、やってみたい事…
素直に「これ!」と、一番欲しいものを言えてるか?
今現在が大切、その時々で嗜好や興味はビミョーに変化するから。
以前は大好きだったモノ・コトが色褪せ、今は大好きって程じゃない。そんな事は起こり得る、けっこう頻回にある。今の好みは違うが、前の好みに引きずられる事もある。
私は移り気で、あちこち興味が広がって収集つかない。熱したらガガガガガ~っと集中して、冷めたらアッサリ手放して次へと向かう。どうやら気持ちの移りが速いらしい。「らしい」って他人から指摘されて初めて気付いた。
一つの事をコツコツ地道に成すのが良い。そんな価値観の家で育ち、移り気さは両親や祖母から非難された。まぁ、昭和の価値観と、令和時代の今はスピード感が違い、情報量もケタ違いで、今なら、あんなに強い非難を受けなかったかも。
家族から「根気がない」「何をやらしても続かない、モノにならん子」レッテルを貼られ、自分の好きなコトに対して、私はコンプレックスを持った。
おまけに、世間体を気にする厳格な両親らは、子供らしく「わたし、コレがいい」と素直な好みを言えば、あまり良い顔をせず「もっと遠慮しなさい」「行儀が悪い子やね」と、私を叱った。「おとなしくしてろ」と言う訳だ。
そんな子供時代では「これ、欲しい」「これ、好き」と素直に認めるのには、ハードルが上がってしまい、大人になっても名残りがある。
欲しいモノを欲しいと言えるようになったが、天真爛漫さはない。
西洋占星術での金星星座
育った家庭環境の影響はあるものの、有難いことに現代日本社会で暮らしてれば、ある程度の【選択の自由】は持てる。選択といっても「人生の岐路に~」とか大袈裟な話ではなく、もっと些細な、日常的なこと。
今日の自分は、何が食べたいか?
友人や同僚と食事に行く時に「中華が良さそうやん?」「え?エスニック料理も捨てがたいわ」「私、ピザが食べたいかも」なんて会話(交渉)が、自然と出来てるか?
自分の『好み』が自覚できてないと、又、自分の好みに『素直』でないと、こういった会話は成立しない。振り返ると子供時代や10代の私は、これが出来なかった。
大人になって時間が経つと、だんだん出来てきた。今は、自分の周囲の(少なくとも共に食事をする)人々とは、やりとりも成立している。自分の金星星座の性質を、少しずつだが表している。
自分の好みを伝える、相手の好みを聴いて尊重する。おとしどころを探る。
そして、一緒に楽しい時間を過ごす。
「なに、そんな単純なこと?」と思える人なら、問題(引っ掛り)なく、自分の想いを無意識にでも、素直に自覚して表現している人だろう。おそらく自分のもつ金星の性質が上手く働いている人でもある。
意外と「それ難しいわ、どっかで気ぃ使いながら喋ってるし」「後でモヤモヤする事もあるねん」「こんな要望(何が食べたい)って言うたら嫌われへんか、心配」等の、気後れを感じながら『ワタシはこれが良い、これが今、欲しい』と発言す人もいる。
友人知人、同僚など、自分の周囲を見渡しても、気後れ派は幾人かいる。
好きなコト、楽しいコト、わくわくする事。これらは金星星座に表れ易い。
しかし、それを心置きなく表現できるか?
それは、金星の配置;他の天体との角度・ハウスの状態によっても左右される。
わたしの金星を愛(め)でるには
金星星座?なんじゃ、それは?と思われた方にも、「私の金星は獅子座にあって~」「自分は山羊座に金星ある」と自分の金星を方にも、声を大にして伝えたい、
自分の金星が何座にあるか?知っていたら、楽しいですょ。
ホロスコープの「10天体がどの星座に配置されてるか」を読むようになり、私にとって最もイメージわき難い、と感じたのが金星だった。西洋占星術の本を開くと、たいてい金星の項目は『恋愛運』について書かれている。
恋愛において、金星が影響を与えてる面もある。ただ、金星を恋愛ばかりと考えると違和感があって、自分の『楽しめるポイント』何を楽しいって感じるか?
女性が、女性どうしで盛り上がったり、楽しめる時にも効いている。
金星は女性への影響が大きい天体。もちろん、男性にも金星星座はあるし、楽しみのポイント、趣味や興味などにも表れやすい。男性にとっては〈金星は好みの女性〉を示すので恋愛の要素が大きい。ちなみに、女性の異性への好みは火星星座を読む。
女性どうしの相性、親しめる人どうしって、月の星座だけじゃなく金星の相性が良いかも、けっこう影響してる。女性が多い仕事場にいるせいか、そう感じることが多い。
金星星座の性質は、素直に自分の為に使うのが良いと思う。
「お休みの日は家で過ごしたい」「部屋の模様がえ、北欧風にしたいな~」なんて自宅ライフを満喫したい金星。「休み?車を運転して遠出!!」「ちょっと遠くに行きたいから朝に家を出るかな~」なんて外出したい派の金星。
「お買い物したい、人混みも平気っ」「見るだけでも良いから、街へ出たい」とか、「まった~りのんび~りしたいな」「美術館にでも行こうかな」とか。
人の好み、わくわくするポイント、楽しい休日の過ごし方は様々。
自分の「したいこと」に正直であれ。
金星星座を素直に活用してみる。おすすめします。