12の星座と、12のハウスと【3】
1番目の組(牡羊座&1ハウス)と、2番目の組(牡牛座&2ハウス)に続き、
このまま3番目、4番目、5番目…と星座&ハウスの組合せで書いて,
12組目まで続けてみたい。
ハウスを学ぶのに星座と組合せて覚えるの、無理ちゃうん?
うぅ~ん、ちょっとコジツケ気味ゃない???と、思わんでもない。
↑↑ 歯切れが悪い…
学び始めたばかりの頃、西洋占星術の考え方で『ハウス』が最も苦手だった。
混乱したのだ。
初心者の頃は誰でも、何かしら苦手ポイントはある。「難しい」「頭に入らへん」と感じる点は他にもあるけど、ハウスは基本の1つ。ここで足踏みしてたら先へ進めない。
ちゃんと1番目の星座は牡羊座で、2番目は牡牛座で~って決まってる。
同じじゃないけど〈相通じるハウス〉はある3番目のハウス&双子座と、4番目のハウスとは蟹座、、、7番目のハウスには天秤座、、、これら相通じるどうしを
ナチュラルハウスと言う。
自分なりの方法で覚えてみる
3ハウスと双子座
双子座は星座の順で3番目。【男性宮】で【柔軟宮】で、風エレメントに区分される。
双子座はコミュニケーション、会話を得意とする星座。
フットワーク軽やかで交友関係が広い人も、広くないが周囲の人とは良好な関係を築ける。お喋りじゃない人でも、ココゾ!の発言が周囲に受け入れられる、等。全般的に『会話上手』な人が多い。
文章を書いても読み易く、親しみをもてる文体であったり。
軽やかでサッパリとして、やや移り気、好奇心いっぱい。
風の時代といわれる今は「あったら良いなぁ、双子座の要素」と思う。
広く、浅く、緩やかに多方面から情報収集するのも得手とする双子座。
同時進行にも適している。
色んな方面に興味を持って流行にも敏感。情報通だったりする。
職場の噂を(自分に直接は関係なくても)意外と知ってたり、周囲で起きてる事、人の動向にも敏感。これは特に双子座が月星座の人の傾向。好奇心が勝る性分で、自分の周辺で起きる事柄は「全て」知っておきたい。
クールで、誰かに吹聴したり陰口に使うんじゃない、把握をしていたい感じ。
各天体には、相性の良い星座/相性の合わない星座がある。
水星、知性やコミュニケーション、文章、言葉を示す天体。
乙女座と双子座とは特に相性が良い。
双子座と乙女座に位置してる水星は、他の星座にいるより、その能力を発揮し易い。つまり、コミュニケーション能力や会話、文章などに長けた状態になる。
ただし、乙女座や双子座に位置した水星も、他の天体とのアスペクト(角度)が良くないと、持てるパワーが発揮し難いこともある。これも西洋占星術の難解なところだと思う。
★他の星座に配置されても本来の力は出せる。ココにあったら有利くらいの感じ。
相性の良い星座に配置されてる天体、のびのびとパワー発揮できるか?等は、ホロスコープの全体を読まなくては。個々の配置を観ながら、最終的には星図として全体を読めないと鑑定にはならない。
難しいけどハウスをしっかり理解しておきたい。星座と天体にハウスが加わり、西洋占星術はややっこしくも奥深く、興味深いものになってる。
ハウスを知るには生まれ時間と出生地は要る。ないとハウスが出ない。
3ハウスは双子座と相通じるものがある。『コミュニケーション』『兄弟姉妹』『身近な場所』『学習』などの意味がある。
『近くへの旅』『乗り物』って意味もあるし、『引越しして部屋/家を借りる』場合などトランジットの3ハウスを観る。
なんだ!?このバラバラな意味は…。
ハウスを勉強してて思った事がこれ、ハウス1つが色んな意味を持ってる。
先に書いた〈双子座と水星が相性いい〉的なもの、『3ハウスと水星も』な関係性はハウスと天体にはない。天体の居心地は星座に対してだけ。
牡羊座と1ハウスが〈ワタシは〉的な自分軸を。
牡牛座と2ハウスは〈ワタシの〉感覚を大切にする、獲得や所有を。
双子座と3ハウスは自分以外の身近な世界へと踏み出す。手始めに自分の周辺を知る、いきなり深く入り込まない。
初級編みたいな「触り」を広く好奇心いっぱいに知る。自分以外の近しい相手を通して世界を知る。3ハウスにはワタシの周辺を意味するモノが登場する。
『初等学習』も3ハウス、学問の追求になれば9ハウスになる。
1ハウス~3ハウスは『初めて段階のハウス』って、勝手に命名してる。
ハウスを覚えるのが難しくて、自分なりに覚える際に「1ハウスも2ハウスも自分ファースト。3ハウスも自分の周辺。先ずは『自分にとっての初めて組』と認識。
ここを越えると更に深まり「ややっこしくて泣ける~」と言いたくなる。
私が勝手に『だんだん組』と命名してる4ハウスや5ハウス、6ハウス
『いよいよ組』と呼びたい7ハウス、8ハウス、9ハウス。『とうとう来たか組』の10ハウス、11ハウス、12ハウス。
順に書いていきたい。