12の星座と、12のハウスと【7】
西洋占星術のハウス。自分には理解しづらいコレと、星座とを絡めながら書いてる。無謀な(しまった…)でも牡羊座&1ハウスから始め、途中で止めるのはイヤだし、あれこれ考え乙女座&6ハウスまで書いて。
いよいよ後半。
7ハウス~12ハウスは『社会』を意識したハウスになる。
ちなみに、前半1ハウス~6ハウスは『個人』が意識されてる。
折り返し地点と表現するよりは、足元が険しくゆる~い上り坂を、立ち止まりつつ進み「深みを知っていく」イメージを、私は持っている。
ベテランにならば、少し異なる感想になるのかも。
7ハウス&天秤座
天秤座は女性向け(雑誌など)の星占いコーナーで、たいてい美と関連して表現される星座。それゆえか人気も高い。「美しさ」がキーワードにある星座。
美しいものに囲まれていること、美しい物を扱う事にも縁がある。
実際に、アセンダント(1ハウスの始まり)が天秤座だと、しゅっとした佇まい、
「しゅっ???」何ですか?と疑問の声が出そうな形容だが…
なんちゅーか「しゅっ」って言われたら誉め言葉です。関西地方の一部で言われる形容詞。姿形がきれい、すんなりしてて見目麗しい(←古い言い方やなぁ)、まぁ、今風に言えばイケメン/美人さん。
人間の美しさにも様々なタイプがあるけど、天秤座的な美しさは『バランスがとれた』『クセがなく、誰しもが美しい(好き嫌いはあるけど)』と感じる様子。
天秤座はバランス。
アセンダント天秤座に、金星(美を司る)が重なってたら、生まれながらの『美形である率が高い』とも言われる。ただし、西洋占星術の始まりは欧州、我々、日本人が好むタイプの美しさより、骨格も際立つ、The美形になるかも。
姿、第一印象や行動を示すアセンダントはもちろん、個人天体(月・水星・金星・太陽・火星)が、何かしら天秤座に位置してれば『調和』『周囲とのバランス』等へは意識が向きやすいと言われる。
ただし、天秤座は男性宮にして活動宮。
外へ向くエネルギーがある星座、けっこう行動力もある。
こうして西洋占星術を学ぶまで、なんとな~く「優美」で「女性的」なイメージを天秤座にもってたが、行動的で、社会へ出ていく積極性もある星座なのだ。
エレガント、男性にも女性にも言える。
独りよがり、破天荒、突飛なこと、品のないこと、等は嫌う傾向にある。
自分だけでは完結しない
西洋占星術の考え方では、1ハウスの『自我』『アイデンティ』に始まり、ハウスが進むにつれ、様々な事を知り獲得していく。6ハウスまでくると『働くこと』を通じて、『健康』を通じて、自分を見詰めたり内外を整える。
もちろん、解釈は様々だが6ハウスまでは『ワタシ個人』を軸に展開していく。
7ハウスになると他者との関わり、様々な他人と交流をする事で、ワタシが成長する糧とする。自分だけでは欠けていた何かを学ぶことになる。
自分だけでない、他の誰かとの関りで学ぶバランス感覚。
その最たるものが、結婚なんだと思う。
いくら時代が進み「昔とちがう、別に結婚などしなくていい」とも言われるが、おそらく結婚という体験から学ぶこと、学ばされる(強制ね)は多いだろう。
(元)他人で深い関りを持った相手に、もまれる感覚。結婚という形をとらなくても、パートナーという密接な関係の他人を得て、それを通じて自分を知る。
結婚と限定はしない。人によっては、事業を立ち上げる上での共同経営者、
一蓮托生というか〈相手に何か起これば、自分にも強い影響が及ぶ〉
〈自分の心身に何事かあれば、決して相手も平穏ではいられない〉といった、
深い繋がりをもつ相手。
人間関係、7ハウスの配置は重視する。
ハウスに天体がない、つまり?
天体が入ってないと深い人間関係は作れないのか?
そんな事はないから。
👆👆声を大にして言いたい。
天体がなければ、ハウスの始まりが何座か?を読む。
星座7番目の天秤座が7ハウスと通じる。けど、7ハウス天秤座になる人は、アセンダントが牡羊座(もしくは、魚座の末度数くらい)の人だけ。
大半のホロスコープは、7ハウス他の星座、例えば、7ハウスは蟹座(主星の月が何座にあたるか)、7ハウスが射手座(主星の木星が何座か)、7ハウス牡羊座(主星の火星が何座に入ってるか)等々…
ハウスが空なら、ハウスの主星(影響ある)を読んでいく。
他の記事でも書いたが、西洋占星術って単純じゃない。多角的に読むもの。
例えば、結婚を希望する人へ「7ハウスが空、結婚運ないですね」「7ハウスが弱いから結婚は難しいかも」なんてアホな事、
絶対に言ってはけない!!
そんな単純に読めたら誰も苦労せ~へんっ
ホロスコープ全体を観て、結婚運の強い弱いなら言えなくもない。しかし、強弱だけで計れない。一人分の結果を観ても…ねぇ…、結婚こそ相手があっての事ゆえ、お相手となる人のホロスコープも関係する。
「ワタシ、結婚できますかね?」の質問へは、何とも言えません…が本音。
お相手が登場して、初めて「この方とボク/ワタシの相性はどうでしょう?」
良い出会いを求めてます「いつ頃チャンスが来そう?」の問いに、時期を読む。トランジット等の手法を用い〈〇〇年の〇月頃に木星が7ハウスに入ってきます〉等の、読みが可能になる。
結婚運よりも他の、強い何か(仕事、芸、家業など)を持つ人に、もし、好相性の配置をもつ相手が登場すれば、結婚へ展開する事もある。
人の運命なんて不可思議なもの。
天体が配置されてない7ハウスのみ観ても〈何とも言えない〉と、ヒヨッコは思う。
空のハウス=良し悪しはなく、引っ掛りがないということ。
人間関係を示す7ハウスに限らず、ハウス12個の全てに言える。
引っ掛からない(空)、つまり、特に際立った問題ない。むしろ、他に天体が配置されてる(強調された)ハウスが人生において〈何かしら課題〉になる。
〈何かしら〉の部分は、入ってる天体による。
例えば、7ハウスに木星があるなら。
その木星が他の天体と良いアスペクト(角度)をとっていたら。人間関係においては豊かさ、実り多い人生と言える。その恵みを結婚へあてるか、自分のライフワークや仕事方面へあてるか、その人の自由だが、
状態(アスペクト)の良い木星が7ハウスにあれば羨ましいな、と思う。
人を通して学ぶことは、とても多い。
楽しい想いも、イヤな想いも、色々な想いをさせ/させられるのが、人間どうし。
深く関われば、比例して喜びも悲しみも深くなる、それこそが人生の醍醐味。西洋占星術では天秤座も7ハウスも、人との関係から醍醐味を知る場と言える。
星座の意味だけより、ハウスが加わることで更に興味深くなる。
残念ながら、ハウスは出生時間がないと出せない。
12の星座で天体の配置から読めるが、ハウスがあれば更に深く読める。
はじめ難解で挫折しかけたハウスも、7番目にくると、少しは理解できそうな希望がもてる。個人的な感想になるけど1ハウス、4ハウス、7ハウスは、他ハウスよりイメージしやすく、理解し易いと思えた。
で、調子にのりそうな気分を…
次の8ハウスで再び泣かされることになる。