アセンダント、月、太陽【12星座別】
占いに興味がない人でも、牡羊座、蟹座、乙女座や天秤座…、水瓶座など『星座というもの』があり、その名前を耳にする機会はあると思う。日付を聞いて「〇月〇日頃の生まれなら、獅子座やね」と即言えるなら、星占いの知識がある人、かも。
世間話のついでに「何座?」と問われ、「射手座やで」「わたし、牡牛座」と会話する際の、射手座や牡牛座は太陽星座を指す。
産まれた瞬間を切り取って『星図;ホロスコープ』にする
10個の天体、様々な感受点、小惑星が散りばめられた
唯一無二のホロスコープ
しか~し、なぜか ( `ー´) 何故だ??
ホロスコープの中の1つの、太陽星座だけが広く一般的に知られてる。
雑誌の占いコーナー、TVの『今日の占い』といった場合、太陽星座での占い。
近年では増えてきた気もする、もし、敢えて『月星座』と記載してる占いなら、それはホロスコープ上の月がある位置のこと。
とは言うても、自分の月星座を知ってる人は少ないだろう。
西洋占星術は10個の天体が、それぞれ『どの星座にあるか?』と
主要な10天体と、感受点と呼ばれる重要なポイント達が『何度、離れてる?』が
基本になる。
月星座・水星星座・金星星座・太陽星座・火星星座、
木星星座・土星星座、
天王星星座・海王星星座・冥王星星座
後半の、動きが遅い天海冥、3天体は世代を示す。
木星・土星で社会を読む。
同世代、同年の生まれだと👆この5天体は、ほぼ同じ星座になる。
ただし、ハウス、星座の度数などは異なる。
個人的な性質や能力へ影響がでる、初めの5天体は重要になる。
中でも月星座と太陽星座は、その人の性質に大きく影響する。
月と太陽のみライツとも呼ばれる。
産まれた場所、出生時間が必要
別の記事に「西洋占星術はお手軽じゃない」と書いたが、ホロスコープを細かく丁寧に読みたいなら、生まれた時間と場所が必要になるのだ。
これって(;´Д`)けっこう難題で…
何かのきっかけで「〇月〇日生まれ」の、「何時何分に産まれたん?」と問われて、その場でサササっと答えられる人、けっこう少ないと思う。
えぇぇ?ちょっと母に聞くわ~
あかん、聞いたけど忘れたって…
母子手帳?どこへやったかな??失くした?時間まで分らへん
こんな👆👆こと、よく言われる。
で、
母子手帳が失われてる、『母の記憶』があいまいで、出生時間は判らない。「明け方やったらしい」「たぶん深夜」では、残念だが鑑定の精度が落ちる。
全く読めない訳ではないが…
出生時間と出生地があると、アセンダントが出せる。
アセンダントは、12ハウスの始まり。
西洋占星術では重要なポイントになる。
ホロスコープ鑑定を依頼する人は、ご存知なら前もって準備を、ぜひ。
ちょっと面倒くさい作業と言える。
介護士をしてると、たまに「え?ここの利用者さん達、やたら1月4日生まれの人が多いなぁ」って事がある。徐々に減ってるが、明治時代、大正時代に生まれた利用者さんが多く存命だった頃、なぜか同じ誕生日が複数人。
すごい確率やん???
って、昭和時代の前半までは自宅での出産が主流で。
大晦日や、年の瀬に産まれたし「おめでたい新年の生まれ」にしとけ~!!
けれど、「元旦では、さすがに目出多すぎて、あかんやろ」といった
昔の人達なりの親心ゆえ、ちょっと遠慮、
「三賀日が明けた」1月4日という絶妙なところに決めて
届け出た、結果らしい。
この時代の人達のホロスコープは、ざっくりとしか読めん。
誕生日が不明だと、お手上げ。
上級の鑑定師になると逆算したり様々な手法で、誕生日を割り出す形でホロスコープ作成をして、鑑定をすると言いうが、これは高等な技だ。
2025年6月現在の私、ヒヨッコは無理…
現代でも「3月末に産まれたら、その学年で最も遅い」「色んな意味で不利になるかも、可哀想やわ」と、これも親心ゆえ。
あえて4月初頭としてお役所へ届けたい、そんな話も聞いたことがある。これは…
本当の誕生日と出生時間を、後々、お子さんへは伝えれば、本人へ『正確な産まれ時間』が伝わる(※4月生まれとして届ける是非は、私には何とも言えない)
アセンダント、恐るべし
上記のように、産まれた時間は西洋占星術において重要。
太陽星座、月星座だけでも『その人らしさ』に強く影響を与てえるけど、更にアセンダントの星座までも加わると、かなり鑑定の精度が上がる。
その人らしさ3点セット
👆👆勝手にセット扱い、けっこう当たる。
特に「ワタシ、獅子座やけど。いつも『リーダーシップがある』って言われるのは、全然当たってへん」とか、「何かしら『山羊座は責任感が強い』と言われて、ハズレてるし。何かイヤやわ~」等、星占いへの不信感も
アセンダントで、軽減される可能性が。
・外見の雰囲気
・実際の言動に表れる
この2点が、アセンダントで読みやすい。
太陽星座、月星座も、もちろん行動に影響を与えてるが、
アセンダント星座で「らしさ」が読める。
単に星座だけで読むと、まだ星占いの色合いが強いけど、そこへ出生時間&出生地によるアセンダント&12のハウスを加え、より西洋占星術の鑑定になる。
実は、西洋占星術を学び始め、かなり混乱した。
自分らしさ3点セットの、
ん?じゃ『月星座が獅子座』『太陽星座が獅子座』『アセンダントが獅子座』これらは、どういった違いになるんや??と
(;´Д`)違いが判らん…
今思えば、本当に分かってない時は、何を習っても聞いても混乱の種になるだけ。
そこを越えないと学習が進まない。
3点セット、私なりに星座別で書いてみる。