アセンダント・太陽・月【牡羊座】
以前は苦手だったけど、12星座の考え方に加えて、『12個のハウス』に馴染むと西洋占星術は、断然!面白くなる。
似てるようで微妙に異なるハウスと星座。
ハウスの始まりは1ハウスから。
12個のハウス、大きさ均一ではない
始まりの1ハウスが、星座1番手たる牡羊座とは限らない。
1ハウスの始まり(の線)が重要、
アセンダントと呼ぶ。
出生時間がないと、ハウス/アセンダントは分らない。
ハウスに関して👆👆これらは基本。
太陽星座)産まれた瞬間の、太陽が何座?
「あなたは何座?」と質問されたら、たいてい太陽星座を指すが、太陽星座は公的な、社会的な、性格を表すが仕事場などでの自分らしさと言える。太陽は重要で、様々な場面で『その人らしさが滲む』
月の星座)産まれた瞬間の、月が何座?
公的なワタシが太陽なら、月は自分の感情、プライベートな時に出やすい。
建前抜きのワタシの気持ちに表れやすい。とは言うても、職場などの人間関係にも〈感情に左右され物事が進む〉場面もあるので、太陽星座/月星座を完全に切り離して読むのは難しい。
例えば、職場での人間関係だって【感情】が影響する。
〇さんは好感度高い、上司にも気に入られ、何となく意見が通して貰える。△さんはクセ強く、苦手な人が多いゆえ意見がスルーされがち。不公平だと思えるけど、似たり寄ったりの意見なら、好感度の高い人のほうか採用って珍しい話じゃない。
職場や社会的な場所だって人間の集まり。
月星座&そのアスペクト/配置が、仕事場でも影響を与える事も。
近年、月星座も取り上げられ、以前よりは知る人も増えたが、太陽星座に比べれば、まだまだ認知度は低いなぁ…と感じる。
おまけに月は動きが速く、シュッシュ、シュッシュと次の星座へ移り替わる。
だいたい2日半ごとに次の星座へお引越し。
産まれ時間が分らない人で、月が移動する日の産まれなら、例えば「〇時以前だったら蟹座、〇時以降の産まれなら獅子座」と、月星座が変わる。蟹座と獅子座、お隣の星座といえどキャラクターは全く違う。
太陽星座と、月星座に加え、アセンダント(&12のハウス)も加えると、かなり『その人らしさ』が外へ漂う。西洋占星術を学ぶと、アセンダントは重要と痛感するが、馴染めない時期は、
太陽?月?アセンダント?
違いが判らん!?と混乱した。
アセンダントは、外見の雰囲気や印象(他人から見た)、行動に出やすい。
まだ書いてない星座どうしの角度(アスペクト)、エレメント配分などで表れ方にも強弱はある。けど、こんな傾向があるょ、という事を以下に書いてみる。
牡羊座という星座は、
2区分)男性星座(外へのエネルギー)、
3区分)活動宮
4区分)火エレメント
主星)火星
太陽牡羊座、スピード感が良い
3月の後半、春分は宇宙の元旦と言われる。
12星座の始まりを担う牡羊座は、好奇心いっぱいの星座。
そこに太陽が配置された人はスピード感がある。
いらっち ←関西弁の一種か??
短気が近い意味やけど、ニュアンスとしては単なる短気よりフットワークの軽さも含む。じっと待つより自ら行く!勢い、かな。
後でエエやん…はない。むしろ、学校、サークルや職場で、雑務とか面倒事があっても「さっさと済ませて休もう」「もう、今やってしまわへん?」と、周囲へ伝えるより、体が動いてる人が多い。
たぶん率先して動いてる意識もうすい。
掃除とか、連絡事項や宿題など、ちょっと面倒…後でエエかな…と腰が重くなる事も「やっとくで」と先送りしない。
例えば、課題や宿題を渡された翌日に、「残しとくの不快やね」「もう終えたわ」と徹夜してでも一気に終える人がいたら、牡羊座が強い人だと思う。
自分じゃ「さっさとしてる」意識が薄く、自然にしちゃってる。
ちゃっちゃと終えるが強すぎると、他のスタッフと歩調が合わない時もある。
仕事で、サークルや親戚との関りなどで、牡羊座太陽の人が陥るのは「私ばっかり(損)」って場面かも。先に先に動くので、周囲の出番がない。
雑務もかたずけ、フっと気付けば「え?ワタシばっかり雑用?」「なんか不公平かも」と感じる。つまり、フっと気付くまでは周囲を気にしてないのね…
じゃ、ちょっと手を抜きなょ。
スピードを緩めなょ。
これが(;´Д`)苦手らしいんですょ。
ゆっくりした動きの、すぐスタートしない後回し系の人へ、時には手厳しい。
「え?まだやってへんの?」なんて苦言を口にしたり。
まだ済ませてない業務の方に目がいきやすい。
仕事に限らず、しっかり行動力があり、どこでも一人で行ける。
未知の事柄にも臆さない。
初めての~場所、状況にも、平気で、楽しめる。
一人旅、一人飯、一人で映画、『一人で~っ』は牡羊座の得意分野。
決断力もあるので、決め事も速い。
ベタベタとした人間関係は苦手。
暴走しなければ、必然的に「仕事できる人やわぁ~」となる。
太陽と牡羊座は相性が好いので、太陽パワーが増す。
仕事で成功したり、仕事を楽しめる人が多い印象。
月牡羊座、裏表なしの人懐っこさ
同じ牡羊座、太陽が牡羊座さんと通じるが、月星座は感情なので、好奇心が抑えられないのは月星座が牡羊座さんのほうかも。
初対面の人へも超フレンドリー
「どんな人かな?仲良くなれるかな?」なんて好奇心が勝る。
背に大きな尻尾がブンブンと揺れてる感じ。
初めてで緊張してる人には、月・牡羊座のオープンさは助かるだろう。
しかし、相手が人見知りな星座なら「な、何なん、この人?」「やけに親し気で、ちょっと引くわ」と警戒させたり、下手したら誤解されそうな、垣根の低さ。
全体的にオープンマインド。
開けっ広げ、あっけらかんと好奇心が勝る。
ただし、牡羊座らしく好き嫌いはハッキリ。
イヤ!!も平気で言えてしまう。
そして、飽きっぽく、色々なことへ目移り
世の中を知り始めた子供みたいな感じ。
裏表はないタイプが多く、キライと言うたらキライ。キライなのに「いゃ〇〇さん、ワタシ、好きやわぁ」なんぞと、絶対に言わないし言えない。
顔に出やすいので、損な時もある。
その裏表無さゆえに信用を得ることもある。
やや常識なし、と誤解される。実際に「常識より自分の感覚が最優先!!」と気にしないか、世の人々の常識は~が理解できてないか…
牡羊座の月(感情)、色んな意味で素直。
アセンダント牡羊座、男らしさ
他人から見た第一印象、佇まい、外見に出るアセンダント。
👆自分では気付き難い。
男性星座、活動宮にして火エレメント。
個人的な好みやけど、男性だったらアセンダント牡羊座は良いなぁと思う。
しっかりした骨格、線が太い(弱弱してない)。やや浅黒いか、日焼けしやすい麦肌とか、健康的な印象。筋肉質とも言える引き締まった体躯に、顔だちも線キリリっと勇ましい。火エレメントゆえに「爽やか」の形容はないけど、「頼もしい」って言葉が似合いそう。
もし、そのアセンダント付近に火星があれば、男性的な魅力が増す。もし、冥王星があれば「怖いくらいに人を惹き付け、圧したりする」印象を与えそう。
1ハウスに天体がある場合、その天体が重要になる。そして、アセンダントに天体が重なってたら、その天体の性質が、外見の雰囲気へも大きな影響を与える。
ん?ちょっと待って。
じゃ、女性の場合は??
アセンダント牡羊座の女性のイメージ、
やはり骨格はハッキリ、顔だちもキリリ。
丸みより線がシャープな感じ。中性的な雰囲気のある女性かも。
第一印象(他人が感じるの)は、女性でも「ハッキリしてそう」な人、なよなよ~、めそめそ~っとした弱い感じはしない。
男性星座、活動宮、火エレメントですからね、女性でも逞しさや強さは漂う。
アセンダントは行動パターンにも出る。
牡羊座といえば「即決」「決めるの速い」「迷いは少なく行動は速い」
例えば、引越し等で良さそうな話があれば「じゃ!」と、その場で決めてしまえる。意外と直観は働くので、後で後悔をしない。
後悔するなら、また動けばいい。
天体の配置、角度が良いならアセンダント牡羊座は、男女とも「頼れる感じ」「頼もしい人」「裏表なくハッキリした人」という好印象になる。
でも、角度が良くないと「ワガママな感じ?」「キツイ人かも」「コワそう」「後先を考えてない無鉄砲」な雰囲気が強まる。
天体の、角度(アスペクト)は影響が大きい。
アセンダント付近や1ハウスに天体がないと、自分が他者へ「どんな印象を与えてるか?」を自覚するの難しいかも。アセンダント星座の印象は、他人が感じること。
無自覚に漂わせる空気感を、他人がキャッチするので、自分の思う『ワタシ』とのズレが生じることも多い。又、太陽星座や月星座のエレメントや2区分、3区分との兼ね合いにより、自分の内で抱える矛盾がでる、
仮に、アセンダント牡羊座で「頼もしそうな」印象でも、全体のバランスが水や風が多くて、太陽・月が柔軟宮なら「ん?あれ?そんなにしっかり者じゃないのになぁ」と、自己イメージとの差に戸惑うこともある。
太陽・月・アセンダントとも同じ星座って人は少ない。
3つ同じ星座なら自己矛盾は少ないだろう。
3つとも牡羊座なら、男女ともに男前な性質だろう。
ちなみに、私は月星座が牡羊座で、人見知りはない。初めての場も案外と平気、一人でも行くし好奇心が勝る。牡羊座が強いので飽きっぽい面もある。しかし、太陽星座が魚座(柔軟宮のエレメント水)で、仕事になると時に『あいまいさ」という魚座的な性質が出てくる。
他の天体達も、年齢、必要に応じて、その星座の性質が出てくる。
けど、基本の3星座(月・太陽・アセンダント)は常に発動してる。