年末年始、施設では…
2026年/令和8年(丙午)の
新年、あけましておめでとうございます。
と👆👆やっと言えるのが、三賀日も済んだ(辛うじて松の内)本日。
正月気分など横に置き、何して過ごしたのか?って…
もちろん!介護士をしてました。
お正月もお仕事。
介護の仕事に就いた時から、365日24時間の流れに身を置いてるので、盆も正月もゴールデンウィークも関係なく、お休みはシフト次第さ。
とは言うても年末年始だけは、なかなかに気疲れが多い。
世の中には365日年中無休な職場って、結構ある(年末年始は郵便局や寺社仏閣、観光業の人達にとって休めない時。他にも交通関係、物流の世界に身を置く人にとっても、スタッフ揃ってのお休みないし)。
公平に!!と話し合った結果、私はあみだくじで敗れた、
いゃ、引き当ててしまい、大晦日も元旦も勤務になり、1月1日の朝、出勤途中に珍しく年中無休のCafeに寄った時、店員さんと思わず「お互いに元旦早々、働き者してますょね」なんて、
( `ー´)ノ( `ー´)ノ称え合ったさ。
そんなこんなで年末のシフト決めには、妙な緊張感がある。
今回はそんな施設の、新年を書く…
※西洋占星術の話は出てきません
決戦は12月になる前から
365日24時間、絶対に『穴』を空けられない仕事って、うちの職場以外の皆さんは「どうやってシフトを決めてるんやろ?」と、12月になると毎年、つい考える。
なるべく公平に、
なるべく皆が納得できるように、
シフトを決める担当(たいてい主任クラスの)者は、いつも苦心してる。他の月には我慢もするし不満が大ゴトにならない。
しか~し!!年末年始シフトには、必ず物言いがつく。
スタッフ皆が満足、納得できるシフトにはならない。
それだけ『お正月休み』への思い入れが、今も根強いと言える。
何かしら毎年モメるので、今回は11月後半に〈土台になる仮シフト〉を組んで、それをユニットで「ジャンケンでも、くじ引きでも手段は何でもエエから」「自分達で決めて」と命じられ、クジで勤務①~⑦の、どこかに当てはめる事になった。
結果、私は大晦日から3日まで働く事になったが…
くじ引きの結果だし異論はない。
数年前、シフト組む係(主任)へ先に根回しして、正月の連休(←こんなのルール違反)を取ろうと、画策した古参の職員がいた。こういったズルは何故かバレる。で、露見したら他の職員から強く反感を買う。皆が気分よくない。
お正月に連休が欲しいのは誰でもやん!!
なんなん、あの人!ズルいわ!!
主任、なに依怙贔屓してんのょ 等々
こういった会話が飛び交う職場は、雰囲気が宜しくない。
他業種の人から見たら「なに、その幼稚な会話!?」「え?そんな些細な事で、毎年もめてるん?」等と、呆れるかもしれない。
でも、ですね(~_~;)
介護福祉施設の年末年始って、けっこうストレスの種が多いんですょ。
本音を言うと、あみだくじで引いてなかったら、私も避けたいところ…
今回は、12月に入る前から、年末年始(12/28~1/5)のシフトも12月シフトにくっつけて決まり、11月後半から正月シフトで戦々恐々。
逆に、経営の母体が裕福な施設だと、正月手当が上乗せ率高く『年末年始に出勤したら数万円も高くなる』なんて職場もある。数万の差が出るなら、争奪戦!!これはこれでシフト決める人は、頭が痛いらしい(友人談)。
正月手当の増加も、正月休みも、介護士をザワつかせる。
うちのグルホは正月手当が安くて争奪戦は起きない(笑)
あみだくじで獲得、お正月に家族とゆっくり過ごし、また今年も頑張ろう!と思えるなら。その職員にとって年始から活力になったはず。
今年のあみだは、負けるもんか~
老人介護施設のお正月
裏で (>_<) スタッフ達がシフトで揉めてる、なんて。利用者様やご家族さんに関係ない事柄だし、当然、表側(利用者様達へ向ける顔)へは出さない。
高齢者向けの施設には様々な種類がある。
365日(夜間はダメょ)いつでも家族の出入り自由、申請と所在地さえ伝えれば遠出も自由で、訪問もお好きにどうぞ!的な施設も、ある。
施設によっては正月は自宅へ帰り家族と過ごす入居者も、家族と旅行へ行く利用者さえいる。これは施設の規定による。
そして、一言で『高齢者』といっても、ご本人の体力、病気やケガの有無、認知症の有無により「できる事」に個人差が大きい。
私の勤務するグループホームという施設は、入居者さん全員が認知症。
グループホーム(以下グルホ)は認知症の人達の為の施設。哀しいけれど〈認知症は進行する〉し、〈認知症の進行速度は個人差が大きい〉ことも、
認知症が進むと〈自分の身を守れない〉って、
職員として働きはじめた時から覚悟してる。でも、利用者さん達は認知症に罹っても感情はしっかりあるし、豊かな喜怒哀楽もある。
ただ、認知症でない人達と、長時間ずっと一緒に過ごす時にはかなり工夫が必要で、適切なサポートも必要になる。
困ったことに、冬は流感(インフルエンザ、ノロ、風邪など菌類)が増加する。外出先で知らずに拾い、施設へ帰館してから発症して、一気に感染が広がる…
この👆👆パターン、施設側は警戒する。
菌への無自覚さ、無神経な訪問者なら、例え家族さんであっても、医療機関がスタッフ手薄になる時期は訪問を避けて貰いたい。
グルホ以外でも、施設で暮らす親族に会いに行く人は、心して聞いて欲しい。
自分が菌を運んでしまう可能性がある、って。
施設という『高齢者が集団で生活する場』に、我知らず〈菌を持ち込んでしまう可能性がある〉という意識。それを持って下さる来所者ならウェルカム!!
だけど、
いるんですよね「あぁ~大丈夫やって」「うちは昔から丈夫で」「平気平気、細かすぎるって」とか言うて、マスク無し、手荒いも守らず親族に面会に来る連中。
で、菌を知らずに撒き散らすんです!!
正月って親戚が集まる時期、その流れで「よし!面会に行こう~」のノリで、高齢者向けの施設というものを、知らない人が来訪する率が高まる。
日頃、親への面会で来所される家族さんより、その親類(知人)という不慣れな人の訪問が、めちゃ増えるのが年始!!
職員がピリつくのも当然です。
こういった『心得のない訪問者』への対応が増える年始。
これが面倒くさいから、勤務がいや!!と感じてる職員もいる。
だって、その不慣れな人達が去った後(←ここ重要)に、インフルエンザが蔓延したりする。しかも、撒いた本人はソレを知る由もない。
お正月の訪問者には〈いつもと違う人〉が混じるから恐い。
面会しないで。って意味ではなく、
「うがい、手荒い、マスクをして訪問して下さい」と
声を大にして言いたい。
おせち料理、瞬殺
集団蔓延が発生しやすい冬、可能なら外出(人混みは特に)控えて欲しいお正月。
でも、
家族さんや懐かしい人が面会に来て、外へ「ちょっとそこまで」と、一緒に近所へ初詣へ行かはる、違場のCafeで一緒にお茶しはることも、職員は嬉しい。
利用者さんが嬉しそうだから。
施設で提供してるモノよりも、家族さんと過ごせる時間の方が、大切だから。
可能な限り一緒に過ごして頂きたい。
予め『外出届』『昼食不要届』を伝え頂き、外で一緒に食べる事も大賛成。
ただ、食べた内容と量だけは、偽りなく申告して貰いたい。
うちのグルホは、そんな感じ。
もっと自由な施設もあれば、厳しい制限を、コロナ禍の後も敷いてるグルホもあると聞く。それに至るまでに、それなりの背景があったと推察する。
今年の正月も、例年通り『おせち料理』『高級和菓子』を元旦に提供した。
高齢者向けの施設のお節は、自宅で食する内容と少々変えてある。
80代や90代、100歳の人達のための御節。
見た目は、色や形を極力寄せてるが「噛めない物」「飲み込み難い食材」「粘りがある品」など、高齢の人にとって危険な品は全て除いてある。
そして、設えはお正月らしく。
盛付けも綺麗に。
これが👆👆常の業務とは異なる、神経を要するので苦手な職員もいる。
例えば、『雑煮』に餅を入れずに雑煮らしい見た目と味で作る。盛り付ける。
元旦の勤務者に求められる業務だが「すごい手間がかかる」「気ぃつかうわ」「こんなんセンスないと無理やわ~」って声もチラホラ
(;´Д`)得手、不得手があるからなぁ…
可能な限り工夫して準備、知恵を絞って提供、お正月らしく。
準備は数日かけて、ユニット内で行う(グルホの規模によっては厨房で一括調理&盛付けをする所もある)。メニューを自分達で決める部分もある。
今年は、差入れの食材が豪華だったおかげで、なかなかの出来栄え💛💛
やった~
ホッとした~
あら?利用者さん達が無言…
( ゚Д゚)え??
提供して、目の前に置いて数分で
消えてる…
おせち料理が瞬殺されていた。
それだけ気に入って下さった。←って事で良いのかしら
作るの数日、食べるの数分。
こうして今年がスタートした。
