ざっくり、アスペクトの話【前編】
西洋占星術を学ぶと、膨大な決め事や単語が次から次へ出てくる。
その歴史が長いので…致し方ない、と…受け入れる。
はじめから『初級のみで』と決めた人は別だが、学習ゴールを決めない場合、占星術は深みにハマる、次々と知りたい事が登場する。ハマると「ちょっとサワリ部分」「初級だけ」では物足りない。
そのくせ、深く知るほど混乱も深まる。占術を「簡単に言えば」なんて、まとめた言葉だけでは説明不足な可能性も高く、他人への言葉には慎重さを要する。
西洋占星術のこと、こうして書いてて、何かしら言葉か足りてない気分になる。
落ち着かない。このブログも、モタモタ…のたのた…書き連ね、未熟な私が、西洋占星術をコネコネ揉んでる気分になる。美味しくない餅にしてる気分。
しかも!書きたいこと沢山あって、脱線するわ…横道それるわ…
もっと早くに書こうと思ってたのに辿り着けず、やっと来た~っ
アスペクト(天体と天体との角度)
これを知らずにホロスコープは読めない。
避けて通れない。
吉凶はあるような…ないような…
西洋占星術は全体を読み、吉凶のみを占うものではない。
とは言え、依頼者が望む事柄に関して、天体が「この角度だと叶うのに困難は多いかも」「この天体はエネルギーを発揮しやすい配置にある」とは言える。
でも、そのまま伝えるのは危険で。下手したら「え??」「ワタシのホロスコープって運が悪いの??」など、占星術を知らない人を驚かし、不安にさせる。
丁寧な説明、理解して貰える言葉の配慮は必須になる。
依頼人を傷付けない、これは最大にして最低限のマナー。
占いといえば「恋愛運が知りたい」「結婚できますか?」等の質問が目立ち、女性からの依頼は圧倒的に多い。もちろん、男性からの依頼もあるが、たいてい「仕事運が知りたい」「独立に向いてるか」等の、仕事に関する話題が中心。
もしも「子供運は?」と問われるなら、相性運も関係してくる。
恋愛運も仕事運も、本人のホロスコープを観れば『傾向』は読めるが、子供運や結婚に関しては、1人分のホロスコープでは『読めなくもないが…精度は低く』なる。
なにしろ夫も妻も、子供も相手あって成立するもの、男女の組合せしだい。
ご縁しだいで、どうなるか判らないから。
例えば、子供が欲しいと強く希望してる人のホロスコープを観て、子供運は薄いと読めても〈アナタには無理〉などと言えない。
本人の子供運が強くなくても、お相手との組み合わせにより、時期、相性しだいで、結果は変わってくる。
その『相性しだい』を読む時に、アスペクト;本人の天体と相手の天体の角度が重要になる。恋愛だけでなく親子関係、友人関係、仕事場の同僚や上司部下など、人間関係の全てに、天体の角度は影響をもつ。
吉と言われたら嬉しいけど
恋愛運を、と問われたら金星の状態をみる。
勝負運とか行動力をみるなら火星は無視できない。
結婚運といえば、男性なら月(妻)、女性なら太陽(夫)の配置をみる。
その『状態』『配置』のことを、アスペクトという。
※多角的に読むので、アスペクトのみ重視すると読み誤る。
金星や火星といった個々の天体が『他の天体』と決められた角度を、ホロスコープ上にもってるか?
一般に120度や60度はソフトアスペクトと呼び、エネルギーの流れが良く『摩擦が起きにくく』『障害が少ない』と言われる。
障害が少ないと、物事の進みはなめらかで、恋愛にしても仕事にしても喜ばしい状態と言える。反面、上手くいきすぎて流され易い、優柔不断に傾くこともある。
例えば、金星から120度の位置に、木星(吉星と呼ばれる)があり、他に天体がアスペクトを取ってない場合、金星の状態は良いと言える。
これは恋愛をしたい人(男女とも)にとって嬉しい配置。
その天体が、何座の何度にあるか??
何ハウスにあるのか?等も、観ていく。
では、90度、180度なら…
凶って言われたら衝撃だわょ
西洋占星術で、天体と天体の角度が90度、180度と、0度の配置になっているとハードアスペクトと呼ばれ、厳しい星回りと解釈される。
特に90度は『摩擦がある』と言われ、エネルギーがぶつかり合い思い通りにならない関係、緊張感がある角度。それを刺激とも解釈できるが…
反発しあう関係にある。
180度は『反対側からエネルギーが流れ込んでくる関係』と言われ、
この場合は、大きなエネルギ―をもつ(動きが遅い)天体から、小さなエネルギー(動きの速い)の天体へと、パワーが注ぎこまれる。
大きさの順に
冥王星 海王星 天王星,
土星 木星,
火星、太陽、金星、水星、月
金星を例に書いてみると、
金星から180度の位置に海王星があるなら、海王星のもつエネルギーが金星に流れてくる。金星から海王星へは送り込まない、大きい天体(海王星)側のエネルギー波が金星へ入ってくる。
海王星のもつエネルギーには『幻惑』『夢をみせる、魅せられる』とか『あいまいさ』『境界を溶かす』といった、なんとも妖しい面がある。
海王星が良い風に影響すると、素晴らしく魅惑的で幸せな恋愛になるけど、
恋愛に溺れる、
詐欺師的な、
夢見がち地に足が付かない、等々。星座やハウス、度数しだいでは夢か幻か、現実との区別がつき難くなる。良きにつけ悪しきにつけ大天体のパワーは強い。
海王星は、本気か?と呆れるような事を、例えるなら「わたし、〇〇君と恋人なの」と、芸能人と本気で恋愛できると信じるような、そんな危うさを持っていたり、
海王星との角度が宜しくないと、夢の世界の住人と化す可能性も。
金星から90度の位置に海王星があるなら、幻惑というか…
「なかなか態度をハッキリしてくれない」
「ちゃんと付き合ってるのかな?遊び?」なんて、
なんだか煮え切らない、すっきりしない状態。これって生殺しと申しますか、困りませんか?さっさと引導を渡せ!と言いたくなるが…。腐れ縁になって、ダラダラと続いたり『幸せな状態』の恋愛とは言い難い関係に陥ったり。
下手をしたら相手が『目の前から消えた』なんて事も。
独断と偏見で書くと、金星と海王星の状態が宜しくないと、恋愛には要注意。
凶って言うより、注意喚起
これが、ハードアスペクトだと思う。
先ず、主要なアスペクトから
金星に対して海王星で例に書いたけど、
各天体にはそれぞれ固有のエネルギ―があり
天王星と金星なら、刺激的であり/振り回され過ぎて自分を見失いそうな、
土星と金星なら、誠実で信頼を築ける安心の関係/慎重すぎて全く進展しない関係、
木星と金星なら、豊かで満ち足りた幸せいっぱいな/なんか取り止めなく不安定な、
火星と金星なら、とっても楽しく魅力的な/相手のペースにハマって疲弊ばかりな、
などなど。
2つの天体ですら、天体どうしの関係に変化がでるのに、
例えば、金星が太陽とアスペクトをとりつつ、別方向から月が、それも冥王星と重なってる月とアスペクトを形成してる!!どう読んだらエエん、これは???きゃーっ
👆なんて、けっこう起こり得るのがホロスコープ鑑定。
天体が3つ、4つとアスペクトをとってたり、
複数のアスペクトになると、さらに解釈が難しい。
この西洋占星術の独特なルール(?)に慣れる為には、ひたすら『場数を踏む』『沢山のホロスコープを読む』経験を積むしか、読みは深まらない。
これは断言できる。
で、可能ならアスペクトの読み方は、きちんと言葉で解釈をしてくれる先生についた方が良い。独学でも読めると言っても、その解釈がズレていたら、ホロスコープ全体が読めなくなる。
自分の読みグセを知り、矯正するためにも先生という存在は頼もしい。
稀に、感覚でパッと〈本質を見抜けるセンス〉を持った人もいるが、それこそ『滅多にいない稀人』なので、そんな珍しい人の学習方法は参考にならへん。
凡人な私は、地道な作業を繰り返して学んでゆく!!
複数とは逆に、全くアスペクトをとらない天体があったり。
アスペクトを持たない天体も、西洋占星術では重要視する。
初心者が泣く関所みたいなアスペクト。
アスペクトでつまずき止めたくなる時も多々ある。
でも、アスペクトこそ醍醐味ょ。
色々あるけど、先ずはメジャーアスペクトから!!
0度、90度、180度
120度、60度
0度については『完全なる凶』って扱う本もあれば、『吉も凶も混合』という読み方をする本もある。鑑定する人の間でも意見が異なるらしい。
ソフト(なめらか)にエネルギーが動く場合と、ハード(思うにまかせない)で手強く厳しいエネルギーの流れになる場合と、天体の重なりは
どう転ぶか?が読み難い。
そして、
西洋占星術は、古代メソポタミア文明で生まれたと言われる。
(-“-) 一体、何千年の昔や???
3000年も、5000年も歴史があるなら、時代で重要視されることすら変わる。昔、ソフトアスペクトは『吉』と喜ばれ、ハードアスペクトは文字通り不吉な『凶』として、忌み嫌われてたそう。
でも、時代が平和すぎると『吉すぎても堕落に傾く』とか、様々な解釈が加わるようになったそう、「…そう」ばかりで申し訳ないけど、何しろ歴史が長い!!
様々に色んな人(それも賢い人々)が研究やら検証を重ねてるので…
西洋占星術の解釈だって、時代の影響を受けている。
もし、古代に生きてたら、ハードアスペクトが多いと肩身が狭かっただろうけど、
今は西暦2000年台!!
それなにりハードアスペクトを使いこなし、頑張って自分の人生を切り拓くべし
こんな解釈をしている私も、ハードアスペクトの多い人間である。
