水星星座のはなし

ホロスコープ、水星はどこにある？

月）感情を司る／素でいる自分。母親を意味する。男性にとって妻を意味する。

太陽）社会へ向けた公的は顔。父親を意味する。女性にとって夫を意味する。

ホロスコープ上の各天体には意味がある。１つの天体に複数の意味がある。

それらを全体として、どう読むか？は鑑定する者の経験や感覚による。

ホロスコープの月星座と太陽星座をライツと呼び重要視するが、『どの星座に水星が位置するか？』は、個人の性質や才覚を読む時に、とても大切なポイント。

水星が司る『コミュニケーション』『知性』『学び』『読み書き』『言葉』など。

単純に「〇〇座に水星があると頭が良い」とは読まない。

『知性を獲得する際のクセ』は水星の位置で読む。

コミュニケーション力は『水星星座と、そのアスペクト（天体どうしの角度）』を重要視して読む、など。あれこれと深読みする。

小学生になる頃、この水星の力が発動し始める。学校という場で、新しい事柄や言葉を学び、身に付け（獲得し）ていく。学校外でも様々に学びが登場する。

それらに向き合う際、水星の状態が影響してくる。

西洋占星術では、天体（月や太陽、水星など）１つ１つに意味がある。

と同時に、各１２の星座にも意味がある。それも複数。

相当に平たく言えばキャラクターみたいなもの。

水星がココにあると（牡羊座・牡牛座・双子座）

キャラクターとは乱暴な表現だが、個々に、良い悪いとか、損得もない。

自分が持つ（天体や星座の）性質が上手く使えればよい。

やや勝手な解釈だが、水星を発動し始めた小学生・中学生の頃には、

水星が牡羊座にあると）

好き嫌いはっきり。スピード感あり即行動。飽きっぽい面もある。ここに水星があると興味ある教科には一気に集中。誰に何を言われても熱中して、マイブームが去るまで凄い勢いで学ぶ。白黒ハッキリさせたいゆえ、やや極端な考えに走ることも。

水星が牡牛座にあると）

おっとりじっくり。自分のペースで学びたい。自分なりの手順や方法を編み出して学ぶので、それを邪魔されるの、すっごくイヤ。頑固な面がでてくる。投げない粘りと努力が出来る。特に五感に優れる、コレ！という事を見つけたら一芸に秀でる。

水星が双子座にあると）★

ここに水星があると言葉に有利な配置。幼くても言葉に優れ、コミュニケーション能力を発揮する。男女とも「おしゃべり得意」な傾向がある。アレもコレもの移り気になって、集中に欠く事も。言葉へのセンス、会話力や話す力に秀でる。

水星がココにあると、蟹座・獅子座・乙女座

水星が蟹座にあると）

感情というものが大切。会話にも情がにじみ親しみやすい。お友達が好きな教科を好きになり、一緒に学び成果をだしたりする。ムードも大切で「好き」と感じた事と、苦手と思った事への取り組みに差がでやすい。誌的で情緒ある表現力をもつ。

水星が獅子座にあると）

とにかくホメられると力が湧く。一人でこもるより、ワイワイと楽しくグループ作業も好き。何かと華やかな方が能力を発揮する。トップを取りたい、１番になりたい気持ちが健全に回れば、原動力となって能力が高まる。

水星が乙女座にあると）★

ここに水星があると言葉に有利な配置。双子座と乙女座は【水星】にとってホームにあたる星座。能力を発揮しやすい。分析力に長け、細かい部分に気がつく。色々な事柄をアレとコレと、ソレもと組合せる能力が高い。やや批判的な視点をもつ。

・・・長くなるので、分けます

天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座は『つづき』にて。

しげり

介護士／西洋占星術占い師

関西で生まれ育つ。幾つかの職を経て介護士になる。主に認知症の方々のお世話して１０年以上になる。２０１９年秋、ある日、なぜか西洋占星術（ホロスコープ）へ興味をもち、学び始める。知れば知るほど興味が尽きず、介護の仕事；コミュニケーションにも活用できると感じる。学んだら活かす、お互いに笑顔が浮かぶように。太陽は魚座／月は牡羊座