西洋占星術4エレメント【どれ】が勝るか
24時間、戦えてますょ。たぶん…
介護士は単独で動くことが少ない、特に、施設や組織に属してたら複数で働く。今の、私の職場はグループホームで認知症の人のみ入所される。平均年齢80代~100歳代で、70代は珍しい。60代や70代で入所して来たら「とても若い」と感じてしまうだろう。入居してる人達を24時間365日ずっとお世話する体制。
特別養護老人ホーム(特養)、訪問介護、介護老人保健施設(老健)、グループホーム等々。老人施設として形態は色々あるけど、どんな形であっても入居してる人がいる限り閉められない。入居者がいるのに閉鎖など社会問題になる。何があっても24時間で年中無休。それを維持する為に、勤務先が決めたシフトに沿って介護士は配置される。
多くの施設ではチーム制や担当制、一応は、お世話する相手(利用者さん達)が決められている。日が暮れ、消灯時間になり利用者さん達が就寝したら、小さい施設だと夜当番(夜勤者)は深夜も1人で働く。夜が明ければ他の勤務者;早番や昼番などが順次、出勤してくる。この〈順次出勤〉は数時間ずつの差。
大きな職場だと各時間帯に複数(昼番3人とか)いるが、小さい施設だと早番・昼番・遅番・夜番が各1人づつ。同チーム(同ユニット)担当してる職員と、一緒に働くのは昼番と遅番なら4時間ほど。昼番と夜番なら1~2時間ほど。シフト次第では、数日から1週間ほど顔を合わさない同僚もいる。
シフト制で動くと、決まった人と毎日ずっと勤務することはない。
他チームの職員なら、半月や1ヶ月など姿を見ない。
玄関で会って「わぁ、久しぶりゃん」と挨拶することも。
意外と、この程度の関りが互いに楽だと思える。
誰と誰が一緒に働くか?決めているのは…
チームは介護士個人が選ぶより、命じられた所に納まる感じ。各リーダーどうし、駆け引きはあると思う(※私の推察ね)。任された自分の持ち場を守らねば!で「〇〇さん、うちのチームに下さい」「△さんが欲しいわ」等の希望を、総主任や所長へは伝えているはず。チームワークは日々の業務に影響大きい、
リーダー達の要望は決してワガママじゃない。水面下では、なかなか熾烈な争い(?)が起きているだろう。じゃ、平の介護士は??
これは「職場による」とのみ書くわ。大きな組織、何カ所も系列をもつ大規模グループなら勤務地の移動がある。「来月から南の区にあるホームに異動」とか、色んな事情で容赦なく移される。これはリーダー格や主任クラスも例外じゃない。
大きな法人や組織へ就職するなら『望まぬ異動』は考慮したほうが良い。
小さい組織(仕事先で)の異動は1つ屋根の下だけの話。大きな組織には利点もあるけど、望んでないのに他の地区へ移されたら通勤経路が変わるゃん!!困る。
誰とチームになるか、誰にも選べない。
いつまでも続くと思うな、このチーム
介護の世界では、異動はいつものこと。大前提として人の出入りが激しい業種、ある場所で「退職者が複数でた、人手を回して」となれば、他から職員を移すことも珍しくない。小さい仕事先でも「せっかく良い雰囲気やのに」「今のメンバー仲良い」と惜しんでも、長く続く保証はない。
逆もそう。何となく職員どうし合わない、上手く連携できてない、険悪な空気になる等々。それが1人メンバーが替わるだけで変化。異動による変化のサイクルは速い。
リーダーのみに選択権って訳じゃない。チーム内の雰囲気が険悪すぎ、毎日が耐えられない「もう無理っ」で、平でもパートでも誰でも、人事権限を持つ人物のところへ駈け込み(?)もする。それを考慮して貰える時もある。常に人が足りない業界、辞められるより可能な範囲で異動を叶える。
しかし、これをやり過ぎたら面倒臭い人、って職場内で思われる。ひん回に文句を言えば「またか」となる。ある程度まで不満は流しつつ、24時間365日が回っていくように、職場全体で動いている。どんな相手でも一緒に働くなら、ほうれんそう。
報告・連絡・相談ができない人がチームにいると、手落ちや業務モレが増える。
あと、リーダーになった職員を尊重すること、これ大切。
火、土、風・水、どのエレメントも必要
西洋占星術の考え方で『4つのエレメント』があって、4つは性質とも言える。
一人の内にある4要素、なるべく均等に『火』『地/土』『風』『水』があれば、人あたり良かったり、ソツなく誰とでも合わせる柔軟性。均等な人ばかりじゃない。「火の要素ばっかり」「風エレメントがゼロ」「水が勝ってる」「地が少ない」など個性は、誰にでもあって、ないエレメントがあるから悪い訳じゃない。
欲をいえば、介護士としてチームで働くのだし「なるべく均等にならんか?」と、常々おもう。たぶん「偏ってると働きにくい」と感じるの、他業種にもあるはず。
業種の差はあるから「堅実さと安定性。必須な業務ですし」地エレメントは欲しい!!とか。「うちは情報量が多い。それを上手く扱えなあかん」と求める場なら、風エレメントは断然いい!!等、『職業柄これがあると有利』エレメントはある。
介護士は、全て均等に欲しいかなぁ…私としては…。
多くの介護士が関わる相手は、たいていの場合(※例外もある)自分より遥かに上の世代。高齢者向けの施設に勤務したら、自分の親世代、若い職員なら祖父母世代の人と、毎日過ごす。しかも、相手は何かしらトラブル;身体的不調、精神の不安定さ、病気などを抱えてる。どう接したらいい?どんな言葉をかけるといい?
火エレメントの行動力、直観力。介護士は動いてナンボ。
地エレメントの粘り強さ、安定性。根気良さがないと勤まらない。
風エレメントの情報力、バランス感覚。様々な視点からモノを見ないと煮詰まる。
水エレメントの共感力、寄り添う力。利用者さん達が最も欲しいもの。
西洋占星術を学んで、エレメントを習った時に「介護士は、これ全部が欲しい」「チームとして一緒に働く職員どうし、上手く配分されてたら良いのに」と思った。自分には薄いエレメントを補ってくれる同僚、誰かに欠ける要素を自分がフォローできる。そうして皆で助け合い24時間365日を回していけたら、と。
現実は偏りだらけで、なかなか難しいんですけどね。
それでも、仕事中に4エレメントを意識している。