介護

介護士の顔は、常に疲れている

Shigeri

気付かぬうちに顔が強張り、コリがたまってくる。

案外と自覚なく、日々、勤務が続くと、徐々に体も顔も強張ってくる。

首から下;肩や背中、腰から足裏に至るまでマッサージ店は多々あるが、

マッサージ顔だけの店は案外と少ない。顔は、エステサロンだと『フェイシャル』等の施術があり、プロに顔を触って貰う心地良さを知る。

顔も、こるんですょ

昔、友人に勧められ、初めてエステサロンを体験した時、フェイシャルに全く興味をもたず脚ばかり気にする私に、エステシャンの方が断言した。

肩こり、腰痛など自覚あり、納得するが…

え(゜.゜) 顔が???

そう、顔です。「後回しにされがちですけどね、凝ります」とお勧めされ、初回クーポン&紹介割引を利用して、フェイシャル付のコースを受けたのだった。

で、結果は…

うん!!確かに私の顔は疲れていた。

施術を受けた後、思ったさ『今まで顔の疲れを気付かず暮らしてたんや』

触ってもらい、知ってしまった…

うゎぁ💛これ気持ち好い~!!と知り、初めて〈気持ちが良くない状態〉に陥ってた自分の顔(の筋肉や皮膚)を自覚した。

それ以来、疲れ=体、顔も!!と注意を払う。

人に気を遣い、顔も凝る

会社員してた時も、他の業種に就いた時も。顔のこり;強張り、特に眼(パソコンを使うからねぇ…)の疲労感は、しっかり自覚してた。で、一日の終わりやお風呂では軽く触ったり。

でも、介護士をしてる現在、顔の疲れ方は半端ない!!

( ゚Д゚) この疲れ方は一体…

ある日、受付嬢やコンパニオンしてた知人と話した内容を、ふっ!と思い出す。

20代の頃の話で遥か昔なのに…。当時、彼女達はとても綺麗だった(今も、きっと綺麗だろうな)。フルメイクした美しい顔は当然で、さらに笑顔を絶やさず、物腰も柔らか、言葉も丁寧で。

無神経な、無礼者(嫌な態度をとってくる輩)へも丁寧な姿勢を崩さず

お仕事柄、それは当然と言われるけど、…お見事!

その精神力、律してる姿はプロ意識であり凄いと思った。本音を聞けば「え~?そらぁ、疲れるで。けど、仕事やしね」とサラリと言うてたが。そこで興味深いのは、

お休み日は「家から出ぇへんわ」「自宅じゃダラしない姿やで」の演技派タイプと

お休みでも「え?あんま変わらへんな~、化粧せぇへんのイヤやの」の根っから丁寧の自然体タイプと

ざっくり2つに分かれるみたいで。

自然体でも、演技派でも、「イラってするで、当り前やん」「仕事で苛々する状況が続いたら念入りにケアするわ」「そうそう、スペシャルケアしてる」と言うてた。

残念ながら、その『スペシャルケア』の内容は覚えてない。

きっと令和の今だって、接客の仕事に就く人、特に『高級な場』とされる勤務地(高級ホテル、企業の受付やデパートとか)にいる人ほど、崩れない丁寧さ、それを維持&ケアに努力と、秘訣があると想像する。

…人に揉まれるなぁ、働いてると。

そう👆ため息ついた私は、親戚の若い子(学生)に言われたっけ、「学校、サークルでの付合いかて、めっちゃ気を張ってるで」と。

老若男女、人の顔は凝るものだと思う。

奥歯をかみしめ、怒りを呑み込むと

介護士も、一種の接客業といえる。

この言葉に抵抗ある福祉関係者もいるけど、絶えず『人を相手に神経を使う』『ずっと他人と接する』職種ではある。

私の勤務先はグループホーム、仕事相手は(同僚や家族さんを除き)認知症の方達が主で。これが…なかなかに…やらかしてくれる…

そこ~っ

ぎゃ~~っ、止めて下さい~っ

危ないですって~っ

ちょっ、ちょっと待って欲しいーーっ

なんて👆👆👆場面は常に発生

相手は、けっこう進行した認知症の人達。こちらの予測外、想定外のことを、色々とって下さるのだ。そして、

介護士は、研修や教科書に従えば「だめです」「止めて下さい」「待って下さい」「座ってて下さい」等の、行動を制限する言葉はNG

使うな!と教育されている。

しか~し、骨が脆くなり、転倒したら即、骨折の(どう考えても無傷じゃ済まない)危険度が高い95歳の女性が、音もなくフラ~っと立ち上がり、歩き始め、

数歩ほど離れた位置に、職員がいなれば、つい叫ぶ。

その95歳が、ご本人は良かれと思い(←分ってますょ、分かってるが)隣の席にいる92歳の車椅子から、落ちた膝かけを「拾ってあげよと思って」とか、

あなた、その足腰で屈(カガ)んだら転倒しますってーーー。

別の時には、他の80代後半の女性が、

何を思ったか!?

何のスィッチが入ったか!?

水道の蛇口を引き抜いた、周囲は水びたしで。

ぎゃーーーっと、つい口から悲鳴が。

引き抜かれる蛇口がショボいのか、超怪力と化した80代が想定外か…この際ちょっと置いといて…。水浸しの床を見たら『わわわ、滑るから危ないって~』と、職員は慌て、とっさにきゃーーーっ

声が出る。出ますって(;´Д`)

たまたま通りかかった事務所の(日頃、現場に入らず実情を把握してない※)人が、その「きゃーっ」だけを聞いて

ちょっと!アカンやろ!!

とか言うのさ。こういった流れが、施設では、しょっちゅう発生する。

頭では、理屈では判っちゃいるが

これ…思わず叫んでしまった職員は、咎められるべきか…

教科書通りならNGで、利用者さん達が暮らす場で大声を出す行為は「利用者さん達が驚かはるやん」「もっと丁寧な対応をして」等と、注意を受ける対象。

言葉だけの注意で済む職場もあれば、始末書を求める施設もある。

とっさの大声は褒められないが、毎回〔大きな声を利用者さんへ向けた〕ら始末書を、書くのって実はストレスにはなる。

ストレスの源は、蛇口を壊しちゃった80代、立ち上がる95歳にじゃない

たま~に現場に来て、日々の様子を全く知らず、たまたま見聞した一瞬だけ切り取って、職員を断罪する片手落ちな上役へ向けてにさ。

状況を聞いた上で「そやったんや、大変やったね」と言える上役だと、まだマシ。一方的に、介護士だけが(常に)悪いと判断して、何かと糾弾する上司もいる。

1年に数回、こういった出来事が。

…この頻度なら我慢できるか…

毎月、こういった注意がある。入居中の利用者さん達のメンバーしだいで、こういった出来事が(毎週、毎日、毎分ほど)頻回に発生する。

冷静にみれば頻度の問題だけど、解決策がない。

相手は認知症が進行した人で、〔歩いて転倒すると骨折、なのにご本人は無自覚で、わざわざ職員が居ない時に立ち上がる〕それも数分ごとに。

入所してるメンバー内に、このタイプの方が1人いるだけで、けっこう大変。

複数いた時期など、大変を通りこえて疲弊する。

転倒させてはいけない。

もし骨折したら入院して、二度とホームに戻って来られない。

骨折して、手術もギブス生活も、痛い想いをするのはご本人、気の毒で。

転んで骨折しても、自分の身に何が起きてるか理解できず恐くて、痛い思いだけ、そんな目に遭わせたくない。

職員の側も必死…

それなのに、事務所や上役から「なんで転倒させたん?」とキツく言われる。

家族さんによっては「うちの母は絶対に転ばせないで下さいね!って、言いましたよね!!」「なぜ転ばせたんですか?」とか言われ…

いゃいゃ、あなたのお母上が活発すぎて、利用者さまご本人が「勝手に立ち上がり、歩くんです」とか、職員の側は言えない。

何も言えずにグっと言葉を呑み込む。

奥歯を噛みしめる出来事が多発するに比例して、顔が硬くなる(自覚あるだけマシ)

顔メンテナンス(※整形の話ゃない)

介護士は立ち仕事でもある。

脚、腰、肩や腕、背中のケアは(特に中高年の職員ほど)皆さん、それぞれに行っている。意外とヒザの周辺も重要で。

お休み前に電気マッサージに行く、

明日は整体を受けに行く、

美容院へ行く、ヘッドスパを受けてくる、

仕事の後、鍼灸院へいくわ、等々。

職場では、体メンテナンスの情報交換が飛び交う。自宅や職場に近く、自分に合いそうな技を試す。「しげりさん、筋トレも良いよ~」と、カモシカの如く見事に鍛えた美脚をもつ同僚に勧められたが…

いや無理っす (>_<) 貴女の筋トレは、私には修行ですやん…

顔って凝るん!と自覚した時から、顔に何をすれば快適か?何となく気にする。

けど、『顔の筋肉』情報は、私の周辺には飛び交わず。

美容の仕事をしてる美女から、お気に入りのオイルやスクラブを見つけて

「自分の顔を5万円の桃のように扱うのょ」と勧められたが、

五万円の桃 ( ゚Д゚) あるんか???そんな桃…。いかん!せっかくの良い話が、桃の値段設定におどろき、彼方へ飛んでしまったぢゃないの…

イワク「1千円とか数千円の桃じゃダメです、自分の顔だからね。」と

それは、それは、丁寧で、貴重な品として、顔を扱うべし!!とのこと。

なんか…ぐだぐだと書いてるけどね、1つ断言できるわ。

介護士でも他の職種でも、特に他人と接触する時間が長い人ほど、無自覚に、心にも体にもストレスを溜め込んでしまう。溜めないように、小まめに手放す、

自分を丁寧に扱う時間が必要になる、と。

介護士なんて、他人をケアして自分は後回しが当然の職種。

自分に優しくしないで、他人にだけ優しくするのは、無理がくる。

ちゃんと自分も労る、それがないと体にもタメージがくる。

いや、先に体のケアからかな…。

桃じゃなくて、葡萄でも、林檎でも、マンゴーでも蜜柑でも、スイカも良い。けど、自分の体や顔も丁寧に扱うほうが、仕事の効率は上がる。

介護士なら、利用者さん達への自然な笑顔も増える。

顔は、昔の言葉で『かんばせ』と言う。

え?看板の意味?などと言い「ちがうわ、アホ」と笑われたが、顔も看板みたいなもんで、真っ先に人の目に触れ、その人を表してる。※看板が語源じゃない

介護士には、イラッ!とする瞬間だらけ。

ひゃっ!ぎゃっ!と心臓に良くない瞬間ばかり。

これは仕方ない、介護士も人間やし。感情があるから。でも、せめて利用者さん達へ恐い顔や、嫌な顔は向けたくない。

という訳で、自分にメンテナンスさ💛

マッサージ用オイル、スクラブ等。

色んな品が売られ、選ぶのもストレス発散💛

ABOUT ME
緋月 紫花吏(ひづきしげり)
緋月 紫花吏(ひづきしげり)
介護士/西洋占星術占い師
関西で生まれ育つ。幾つかの職を経て介護士になる。主に認知症の方々のお世話して10年以上。2019年秋、急に西洋占星術(ホロスコープ)への興味が高まり学び始める。知るほどに興味が増して、今では介護の仕事と並行している。 西洋占星術で得た知恵は介護に活かせ、介護や人生経験も西洋占星術を深める。ホロスコープは自分を幸せにする知恵。 太陽は魚座/月は牡羊座
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